黒森歌舞伎をテーマに2023年刊行された写真集「地芝居と生きる」。
黒森歌舞伎は、山形県酒田市黒森地区に270年以上前から伝わる農村歌舞伎。毎年、旧正月にあたる2月15・17日に日枝神社の例祭で奉納される。客席が屋外にあり、雪の降る中演じられる芝居は、「雪中芝居」「寒中芝居」とも言われている。
山形県無形民俗文化財。
この写真集では、楽屋裏や奉納行事、次世代に伝える子供たちの表情まで生き生きと描かれている
~松本 鶴子~
山形県酒田市本楯生まれ。
酒田市日吉町在住。
女性アマチュア写真家として長年に渡り県内の文化行事などを撮影し続け、本県の芸術文化活動の記録の保存に寄与。黒森歌舞伎は30年以上追いつづけ、伝統を守り続ける地域の人々の姿を撮影して来た。土門拳文化賞奨励賞、全日本読売写真クラブ展優秀賞、二科展写真部入選など受賞歴多数。
初版発行日:2023年10月29日
写真/発行者:松本 鶴子
協力:黒森歌舞伎妻堂連中
五十嵐良弥
川島 崇史
川島 優史
編集・制作・印刷:株式会社 小松写真印刷
サイズ:27.5cm×22.5cm